2020年度民衆史研究会シンポジウム中止のお知らせ

 例年11月~12月に開催しております総会と大会シンポジウムですが、新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、大会シンポジウムの開催を中止し、総会のみを開催することに決定いたしました。

 

 総会の日程や形式については、決まり次第改めてご連絡いたします。大会シンポジウム特集を予定していた101号は、紙面特集といたします。

 

 事務局を設置しております早稲田大学では、大学もしくは教職員が主催するイベント・会合等の自粛が8月1日(土)まで求められております。今後の感染拡大状況によっては、自粛要請期間が延長することが考えられ、大会シンポジウムの日程調整が困難になるとの理由から、運営委員会での検討の末、上記の決定となりました。何卒ご理解とご了承を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

令和2年5月

 

民衆史研究会代表 萱田寛也

『民衆史研究』第99号

『民衆史研究』第99号を発行いたしました。

―――――

第99号 目次

 

【特集 民衆の視点から「天皇」を考える】

・民衆史研究会委員会「特集にあたって」

・西山剛「中世の駕輿丁と行幸

・上田長生「幕末期の天皇・朝廷権威と民衆 ─神武天皇陵への勅使参向をめぐる動きを中心に

・加藤祐介「皇室と国民 ─神楽村御料地争議(1920~1924年)再論」

・仁藤敦史「コメント ─古代王権論からみた天皇の位置付け

萱田寛也「討論要旨」

 

【書評】

・里舘翔大「今津勝紀著『戸籍が語る古代の家族』」

・小松賢司「齊藤紘子著『畿内譜代藩の陣屋と藩領社会』」

・林進一郎「2020年代百姓一揆研究に向けて ─若尾政希著『百姓一揆

・水谷悟「伊東久智著『「院外青年」運動の研究 ─日露戦後~第一次大戦期における若者と政治との関係史』」

・大串潤児「佐々木啓著『「産業戦士」の時代 ─戦時期日本の労働力動員と支配秩序』」

 

【新刊紹介】

・清水覧磨「永嶺重敏著『歌う大衆と関東大震災「船頭小唄」「籠の鳥」はなぜ流行したのか』」

 

【参加記】

・藤井なつみ「牧原憲夫を語る会〜著作選集出版を記念して〜」

 

【会務記録】

・民衆史研究会委員会「2019年度総会の記録」

『民衆史研究』第99号 発送遅延について

2020年6月27日追記

『民衆史研究』第99号を発送いたしました。

 

 

会員・関係機関各位

 

2020年6月6日

 

 

平素より弊会の活動にご理解・ご協力下さり、ありがとうございます。

 

先月発行の会誌『民衆史研究』第99号ですが、 事務局を設置しております早稲田大学が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大幅な入構制限を実施している関係で、 発送に遅れが生じております。

納品は終了しておりますので、入構制限が緩和され次第、すぐに発送いたします。

 

何卒ご理解・ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

民衆史研究会

『民衆史研究』第98号

『民衆史研究』第98号を発行いたしました。

ご購入については minshu.shi@gmail.com までお問い合わせ下さい。

―――――

第98号 目次

 

【特集 うごかし、まなざす身体 1930-40年代における「運動」の諸相】

・民衆史研究会委員会「特集にあたって」

坂上康博「1920~40年代のスポーツ史像と民衆」

・鈴木楓太「戦時期の体育政策における対象者の区分と奨励種目 ─厚生省の四三年方針を中心に─」

・金誠「総力戦体制における人的資源としての朝鮮民衆 ─スポーツの否定と兵的動員の正当化へ─」

 

【論文】

・長島光二「江戸内湾東部の地場的海産肥料 ─貝肥料を中心に─」

 

【書評】

・錦昭江「春田直紀著『日本中世生業史論』」

・小酒井大悟「白水智著『中近世山村の生業と社会』」

・谷徹也「小酒井大悟著『近世前期の土豪と地域社会』」

・佐野智規「岩田真美・桐原健真編『カミとホトケの幕末維新 交錯する宗教世界』」

 

【新刊紹介】

・山口啄実「海老澤衷編『よみがえる荘園 ─景観に刻まれた中世の記憶─』」

・相良海香子「朝幕研究会編『論集 近世の天皇と朝廷』」

 

 

2019年度シンポジウム「民衆の視点から「天皇」を考える」

2019年度の民衆史大会シンポジウムを開催しました。

 

f:id:minshushi:20191106172623j:plain

「民衆の視点から「天皇」を考える」

  日時 : 2019年12月21日(土)13:00-

  会場 : 早稲田大学戸山キャンパス33号館3階 332教室 

 

  報告

   ・西山剛氏 「民衆史からみる中世の駕輿丁と行幸
   ・上田長生氏「幕末期の天皇・朝廷権威と民衆ー山稜修復・管理・勅使参向からみるー
   ・加藤祐介氏「皇室と「国民」―上川御料地争議(1920-1924)再論―」(近現代史

  コメント

   ・仁藤敦史氏(古代史)

 

※当日は、資料代として300円申し受けます。

 

2019年度民衆史研究会シンポジウム趣旨文

続きを読む

『民衆史研究』第97号

『民衆史研究』第97号(2019年5月)

 

特集 幕末維新期の地域社会・民衆と「軍事」

  • 民衆史研究会委員会 「特集にあたって」
  • 岩城卓二 「幕末期京都警衛における夫人足徴発」
  • 高久智広 「幕末維新期の海防・開港をめぐる幕府政策と地域社会 ―「将軍の港」構築から開港へ―」
  • 中野良  「コメント」
  • 渡辺剛  「討論要旨」

書評

  • 伊藤俊一 「似鳥雄一著『中世の荘園経営と惣村』」
  • 工藤航平 「八鍬友広著『闘いを記録する百姓たち 江戸時代の裁判学習帳』」
  • 鈴木則子 「長島敦子著『江戸の異性装者(クロスドレッサー)たち』」
  • 東野将伸 「谷山正道著『民衆運動からみる幕末維新』」
  • 岩崎正弥 「食を通して近代の「人びと」の暮らしを描く : 書評 湯澤規子著『胃袋の近代 食と人びとの日常史』」

会務記録

  • 2018年度総会の記録

新刊紹介

  •  萱田寛也「新村拓著『売薬と受診の社会史』」
  •  冨澤周平「小林茂文著『親と子の古代史 愛・葛藤と出家・不孝』」