2020年度民衆史研究会総会が12月9日に開かれました。
(例年同時に開催しているシンポジウムは、新型コロナウイルスの状況に鑑み中止が決定されていました。)
総会議案及び2020年度会計報告、2021年度予算が議決されました。
2020年度民衆史研究会総会が12月9日に開かれました。
(例年同時に開催しているシンポジウムは、新型コロナウイルスの状況に鑑み中止が決定されていました。)
総会議案及び2020年度会計報告、2021年度予算が議決されました。
例年11月~12月に開催しております総会と大会シンポジウムですが、新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、大会シンポジウムの開催を中止し、総会のみを開催することに決定いたしました。
総会の日程や形式については、決まり次第改めてご連絡いたします。大会シンポジウム特集を予定していた101号は、紙面特集といたします。
事務局を設置しております早稲田大学では、大学もしくは教職員が主催するイベント・会合等の自粛が8月1日(土)まで求められております。今後の感染拡大状況によっては、自粛要請期間が延長することが考えられ、大会シンポジウムの日程調整が困難になるとの理由から、運営委員会での検討の末、上記の決定となりました。何卒ご理解とご了承を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
令和2年5月
『民衆史研究』第99号を発行いたしました。
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第99号 目次
【特集 民衆の視点から「天皇」を考える】
・民衆史研究会委員会「特集にあたって」
・西山剛「中世の駕輿丁と行幸」
・上田長生「幕末期の天皇・朝廷権威と民衆 ─神武天皇陵への勅使参向をめぐる動きを中心に─」
・加藤祐介「皇室と国民 ─神楽村御料地争議(1920~1924年)再論」
・仁藤敦史「コメント ─古代王権論からみた天皇の位置付け─」
・萱田寛也「討論要旨」
【書評】
・里舘翔大「今津勝紀著『戸籍が語る古代の家族』」
・小松賢司「齊藤紘子著『畿内譜代藩の陣屋と藩領社会』」
・林進一郎「2020年代の百姓一揆研究に向けて ─若尾政希著『百姓一揆』─」
・水谷悟「伊東久智著『「院外青年」運動の研究 ─日露戦後~第一次大戦期における若者と政治との関係史─』」
・大串潤児「佐々木啓著『「産業戦士」の時代 ─戦時期日本の労働力動員と支配秩序』」
【新刊紹介】
・清水覧磨「永嶺重敏著『歌う大衆と関東大震災「船頭小唄」「籠の鳥」はなぜ流行したのか』」
【参加記】
・藤井なつみ「牧原憲夫を語る会〜著作選集出版を記念して〜」
【会務記録】
・民衆史研究会委員会「2019年度総会の記録」
『民衆史研究』第98号を発行いたしました。
ご購入については minshu.shi@gmail.com までお問い合わせ下さい。
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第98号 目次
【特集 うごかし、まなざす身体 1930-40年代における「運動」の諸相】
・民衆史研究会委員会「特集にあたって」
・坂上康博「1920~40年代のスポーツ史像と民衆」
・鈴木楓太「戦時期の体育政策における対象者の区分と奨励種目 ─厚生省の四三年方針を中心に─」
・金誠「総力戦体制における人的資源としての朝鮮民衆 ─スポーツの否定と兵的動員の正当化へ─」
【論文】
・長島光二「江戸内湾東部の地場的海産肥料 ─貝肥料を中心に─」
【書評】
・錦昭江「春田直紀著『日本中世生業史論』」
・小酒井大悟「白水智著『中近世山村の生業と社会』」
・谷徹也「小酒井大悟著『近世前期の土豪と地域社会』」
・佐野智規「岩田真美・桐原健真編『カミとホトケの幕末維新 交錯する宗教世界』」
【新刊紹介】
・山口啄実「海老澤衷編『よみがえる荘園 ─景観に刻まれた中世の記憶─』」
・相良海香子「朝幕研究会編『論集 近世の天皇と朝廷』」
『民衆史研究』第97号(2019年5月)
特集 幕末維新期の地域社会・民衆と「軍事」
書評
会務記録
新刊紹介