会誌

『民衆史研究』40号、1990年11月

論文 櫻井彦「再考・「殺生禁断」法--悪党の発生と「殺生禁断」法」 久保貴子「江戸時代の改元(二)--元文改元から安永改元まで」 藤野豊「日本ファシズム成立期における「無癩県運動」」 黒川みどり「三重県近代部落史年表(六)」

『民衆史研究』39号、1990年5月

論文 小林茂文「姧・殯・王位継承-古代王権と女性(二)」 奥野中彦「元慶の乱をめぐって-九世紀末の東北戦乱の意義」 白水智「ある山間荘園の生業と外部交流--若狭国名田荘の場合」 堀新「寺内町「由緒書」の成立と展開--富田林寺内町を事例として」 椙山聖子…

『民衆史研究』38号、1989年11月

論文 久保貴子「江戸時代の改元-元和改元から享保改元まで」 大橋幸泰「キリシタン民衆の結合意識--文化期肥後天草における天草崩れ・村方騒動を素材として」 榎本久人「浮田和民研究「愛神愛人の宗教」--在熊時代における受容とその展開」 黒川みどり「三重…

『民衆史研究』37号、1989年5月

論文 滝澤民夫「民衆史と歴史教育」 草川剛人「私の授業と民衆史-敗戦・戦後改革・六〇年安保改定を例として」 奥野中彦「古代東北と東国」 小椋喜一郎「百姓一揆における分裂への契機--宝暦郡上一揆を素材とした一試論」 藤野豊「序論・近代天皇制下のハン…

『民衆史研究』36号、1988年11月

論文 矢崎彰「西田幾多郎と明治後期の思想--「個」の基礎付けとしての哲学」 園部裕之「難波英夫と朝鮮・民衆」 今井修「自由のために戦え--家永三郎『激動七十年の歴史を生きて』によせて」

『民衆史研究』35号、1988年5月

講演 村井章介「アジアへの視線」 論文 奥野中彦「古代東北における神と仏」 久保健一郎「戦国大名権力と逃亡-後北条領国の場合」 小椋喜一郎「五人組制度と百姓一揆における結合」 史料紹介 近代文書の会「国立国会図書館憲政資料室蔵「河野広中文書(書類)…

『民衆史研究会』34号、1987年11月

論文 小林茂文「民衆宗教運動としての行基問題」 下重清「身売的奉公と女衒について」 黒川みどり「三重県近代部落史年表(四)」 史料紹介 近代文書の会「国立国会図書館憲政資料室蔵「河野広中文書(書類)河野広中日記」(2)」 安在邦夫「「樺山資紀文書(書類)…

『民衆史研究』33号、1987年5月

論文 奥野中彦「九世紀のいわゆる王臣家の「荘園」について」 黒田弘子「逃散・逃亡そして「去留」の自由--御成敗式目四二条の解釈」 野村育世「『沙石集』における女性観--鎌倉時代の基層的信仰と仏教」 横井成行「中世後期の人的結合網に関する一考察--熊…

『民衆史研究』32号、1987年3月

特集 『新編日本史』(原書房)の検討 民衆史研究会「はじめに」 石附敏幸「『新編日本史』にみる文化としての天皇制」 小林茂文「時代別の検討 原始・古代」 松延康隆「時代別の検討 中世」 椙山聖子「時代別の検討 近世」 榎本久人「時代別の検討 近代・現代…

『民衆史研究』31号、1986年11月

講演 黒田日出男「民衆史研究と史料学--絵画史料学を中心にして」 論文 中嶋久人「都市民権派結社国友会の活動・構成」 黒川みどり「三重県近代部落史年表(二)」 史料紹介 近代文書の会「国立国会図書館憲政資料室蔵「河野広中文書(書類)河野広中日記」(1)」

『民衆史研究』30号、1986年5月

講演 塚本学「小さな歴史と大きな歴史」 論文 奥野中彦「日本の防人制について」 飯沼賢司「丹波国吉富荘と絵図」 海津一朗「「武家の習」と在地領主制--方法としての西遷・北遷御家人研究」 黒川みどり「三重県近代部落史年表(一)」

『民衆史研究』29号、1985年11月

講演 佐藤和彦「歴史認識における民衆的視点--民衆史と社会史」 論文 松岡進「関東における戦国期城下町の構造と権力」 奈倉哲三「近世後期真宗優勢地帯の習俗的信仰--越後国蒲原郡数か村の実態」 研究ノート 北原スマ子「北海道における開拓使官有物払下事…

『民衆史研究』28号、1985年5月

論文 奥野中彦「再び古代東北の軍制について」 明石一紀「日本古代の親族名称(正)--親族構造の基礎分析(上)」 研究ノート 藤野美知子「嚶鳴社の地方遊説活動」

『民衆史研究』27号、1984年11月

論文 牛山佳幸「古代における尼と尼寺の問題」 下重清「幕府法令に見える「奉公人」の再検討」 徳永高志「自由民権期の行政訴訟運動--三府二県の都市と農村」

『民衆史研究』26号、1984年5月

論文 椙山聖子「近世関東における「被差別部落民」の身分呼称について--『鈴木家文書』より」 小松裕「田中正造における自治思想の展開」 研究ノート 金森正也「秋田藩城下町久保田の「町穢多」について」

『民衆史研究』25号、1983年11月

論文 小林茂文「古代民衆宗教運動と祭りの習俗」 斎藤善之「近世村落における「年貢勘定」と村方騒動--宇都宮藩領岩原村を事例として」 研究ノート しらが康義「習俗性の歴史学へ--歴史と民俗学のはざまに」

『民衆史研究』24号、1983年5月

論文 飯沼賢司「中世イエ研究前進のための試論(下)」 奥野中彦「戦国大名佐竹氏の南奥進出過程--東国戦国大名と民衆」 加藤貴「江戸町鑑」 豊沢肇「中井正一の反ファシズム思想」

『民衆史研究』23号、1982年11月

論文 牛山佳幸「律令制展開期における尼と尼寺--その実態についてのノート」 飯沼賢司「中世イエ研究前進のための試論(上)」 網野善彦「中世の飛礫について」

『民衆史研究』22号、1982年5月

論文 小林茂文「古代国家統一過程における杵築地方」 奥野中彦「古代神社領の変質過程--神社領における荘園制の形成」 宮川寅太郎「田地世話人の成立とその機能--信州北佐久郡依田家を対象に」

『民衆史研究』21号、1981年11月

論文 松島栄一「民衆史研究の出発点--近代史学史の一齣」 勝田政治「共存同衆の基礎的研究」 林彰「初期社会主義の一断面--千葉県北総平民倶楽部の活動と思想」 小野塚充巨「網野善彦氏の歴史学をめぐって--「民族」と民衆を中心に」 史料紹介 近代文書の会…

『民衆史研究』20号、1981年5月

論文 竹内理三「民衆史研究の視点--公から公事へ」 永原慶二「中世における『秩序』と民衆」 奥野中彦「国司職田制から私佃、私営田経営への展開--在地領主制の起点を探る」 佐藤和彦「中世農民闘争研究史論--1930年代を中心に」 史料紹介 近代文書の会「横…

『民衆史研究』19号、1980年11月

論文 小林茂文「古代の鵜飼について」 しらが康義「不受不施派農民と池田光政」 高橋光二「田中丘隅の思想の歴史的位置」 史料紹介 長島淳子「ある農村女性の行動--文政期の強婬出入から」

『民衆史研究』18号、1980年5月

論文 奥野中彦「八世紀寺領荘園における所有と経営」 田村憲美「十・十一世紀における国衙支配の一様相--大和国に関するノート」 岡田洋司「近代日本の音楽家と社会--山田耕筰の音楽活動の社会性をめぐって」 山本悠三「教化総動員運動の展開」 黒田日出男「…

『民衆史研究』17号、1979年5月

論文 奥野中彦「律令的土地所有制と八世紀荘園--八世紀寺領荘園の歴史的性格」 黒田日出男「中世成立期における畠作の発展--伊賀国名張郡の「片畠」について」 しらが康義「『近世初期思想史研究序説』--天・天道と不受不施」 金森正也「宝暦-天明期の秋田藩…

『民衆史研究』16号、1978年5月

論文 瀬野精一郎「中世に於ける松浦党の変質過程--平安時代に於ける松浦党」 深谷克己「民衆史研究について」 奥野中彦「律令軍制の構造をめぐって--兵士制を中心に」 弓野正武「平安時代の鷹狩について」 大日方純夫「第一次世界大戦後における民衆統合--デ…

『民衆史研究』15号、1977年5月

論文 小市和雄「律令国家の田租政策--「不三得七」法再考」 奥野中彦「将門の乱の一考察--乱の前提再検討の視角」 海老沢衷「辺境荘園の成立過程とその存在形態--鎮西島津荘を中心として」 成田龍一「若き日の田川大吉郎」 太田順三「民衆史研究の起点--もう…

『民衆史研究』14号、1976年5月

論文 佐々木幹雄「続・三輪と陶邑--三輪氏の成立についての覚え書」 奥野中彦「中世東北民衆史の一視点--陸奥国高野郡を一例証として」 永村真「鎌倉期東大寺学侶層の形成とその寺内諸活動」 阿部恒久「明治中期の新潟県改進派--大地主路線の一軌跡」 三木民…

『民衆史研究』13号、1975年5月

論文 明石一紀「続・統一新羅の村制について」 奥野中彦「王朝軍団制の形成--九世紀後半より十世紀の軍制について」 三木民夫「宮崎滔天における初期の思想遍歴」 大日方純夫「内務行政としての警察--その確立過程の一考察」 成田龍一「初期友愛会と労働者--…

『民衆史研究』12号、1974年5月

論文 早大大学院近世史ゼミ「共同研究「加賀藩改作法」」 藤田直孝「八世紀における家父長制的世帯共同体の一考察」 長岡篤「八世紀越前・越中両国における東大寺領の管理型態」 弓野正武「蝦夷の族長についての一考察」 奥野中彦「律令軍団制の変質--八世紀…

『民衆史研究』11号、1973年5月

論文 村岡薫「律令的良民制支配の特質」 奥野中彦「平安時代の伊勢神宮について--その経済的支配の特徴とイデオロギー上の問題とについて」 佐藤博信「戦国大名制の形成過程--越後国の場合」 小和田哲男「戦国大名後北条氏の権力機構」 柴辻俊六「戦国期の水…