『民衆史研究』72号、2006年11月

  • 特集 古代帳簿論の新たな可能性
    • 特集にあたって
      • 小林洋介「帳簿の成り立ちとその展開--本特集の趣旨」
      • 渡辺滋「文字による情報蓄積の展開--帳簿論の前提として」
    • 小林洋介「『庚午年籍』以前--戸籍の成り立ちとその展開」
    • 渡辺滋「日本の古代・中世移行期における「帳簿」の特質--情報が「文字化」される意義に注目して」
    • 谷口建速「長沙走馬楼呉簡における穀倉関係簿初探」
  • 追悼 佐藤和彦さんを偲ぶ
    • 鹿野政直「西岡研究室という坩堝のなかで」
    • 奥野中彦「追悼 佐藤和彦君」
    • 櫻井彦「愛情と敬意に学んで」
    • 高木徳郎「学問の継承を大事にされた佐藤和彦さん」
    • 民衆史研究会編「佐藤和彦さん略年譜・主要著作目録」
  • 書評
    • 谷口眞子「清水克行著『喧嘩両成敗の誕生』」
    • 荒垣恒明「白水智著『知られざる日本--山村の語る歴史世界』」
  • 展示会短評
    • 中西崇「港区立港郷土資料館テーマ展「港区の近世遺跡」 コーナー展「海を渡った江戸・東京の風景」」
    • 佐川享平「国立歴史民俗博物館特別企画「佐倉連隊にみる戦争の時代」