『民衆史研究』91号、2016年7月

  • 特集 帝国日本と植民地の人びと −戦争・教化と自己認識−
    • 民衆史研究会委員会「特集にあたって」
    • 和泉司「<国語>と軍隊 −日本統治期台湾における<皇民文学>を中心に」
    • 宮崎聖子「ボーダーランドとしての植民地 −台湾の青年団女子におけるエイジェンシーを中心に」
    • 金富子「植民地末期=戦時体制期朝鮮における「帝国の教化」の包摂と排除 −女子勤労挺身隊と女子青年錬成所を中心に」
    • 趙景達「コメント 植民地近代の見方 −暴力と主体の問題をめぐって」
    • 討論要旨
  • 書評
    • 鎌倉佐保「木村茂光著『日本中世百姓成立史論』」
    • 徳永裕之「海老澤衷・高橋敏子編『中世荘園の環境・構造と地域社会 備中国新見荘をひらく』」
    • 清水詩織「小松賢司著『近世後期社会の構造と村請制』」
    • 藤田貴士「杉本弘幸著『近代日本の都市社会政策とマイノリティ 歴史都市の社会史』」
  • 新刊紹介
    • 金山泰志「アジア民衆史研究会・歴史問題研究所編『日韓民衆史研究の最前線 新しい民衆史を求めて』」